中山かぼちゃとは
皮が非常に薄くて、果肉は濃いオレンジ色できめ細かく、さつまいものようなほくほくとした食感が特徴の「おいしいかぼちゃ」です。流通量自体は多くないのですが、地元では名の知れたかぼちゃです。
品質を維持するために種子はJAなす南管内で管理をしています。またかぼちゃのひとつひとつに自信の表れでもある生産者の顔写真入シールが貼ってあります。
中山かぼちゃのこだわり
中山地区で、50年以上前から農家が、自家消費用に作っていたかぼちゃが由来とされています。栽培が難しく、収穫期間も短いことから一部の地域にしか流通していませんでした。
そこで、栃木県が平成16年に栃木県とJAなす南が共同で品種登録(ニューなかやま)をしました。また、平成25年にはJAなす南が地域団体商標登録を実現しました。


栃木県のかぼちゃ生産
那須烏山市はもとより、県内でも栽培が盛んで、「ニューなかやま」、「みやこ」などの品種が作付けされています。特に 「ニューなかやま」は栃木県農業試験場が開発した品種で甘みが強い中山かぼちゃとして知名度も高く直売所等でもすぐに売り切れてしまうほどの人気があります。
おいしいかぼちゃの選び方
かぼちゃは表面がゴツゴツとして皮が固く、ずっしりと重量感のあるものを選んでください。ヘタのまわりがくぼんでいて、ひびの入っているものは完熟している良いものです。切り売りされているものは、肉厚で果肉の色が濃く、種がぎっしりと詰まっているものを選びましょう。完熟しているものは種がぷっくりとふくらんでいますので選ぶ目安にしてください。